虚をつけば人は簡単に騙せる！レジェンド詐欺師の「数分で300万円出させる」テクニック！

fa-arrow-circle-right図解でわかる！レジェンド詐欺師の「数分で300万円出させる」テクニック！

動画でも解説しております

プロの詐欺手法

今回は詐欺に引っかからないように手法を教えてくれと僕の友人達から言われていたので記事にしました。

僕の相談者の社長の実話です。

体験談を元にどんな詐欺だったのかを会話シーンを作りましたのでご覧ください。

レジェンド詐欺師、質屋に現る！

――――――質屋 閉店後――――――

――――――店を開ける――――――

――――――翌日――――――

解説

冒頭でも触れましたが、これは昔、僕の相談者の方が経験された実話です。

この社長、僕の相談者です。

質屋を経営されており、今でも健在で、現在は多数の店舗を広げられている方です。

現在はそんな感じなのですが、この事件は、詐欺にあった時はまだバブル真っ只中で、彼もまだ１店舗の質屋のオーナーで店長をやってた時の話です。

彼がこの詐欺にあった話は、その当時ちょっと話題になって、映画やドラマなんかにもこの話を提供した事があると話されていました。

知ってる人も、そこそこいたんじゃないかと思います。

今の時代は厳しくなったので、こんな馬鹿げた買取方法は出来なくなったのかもしれませんが、その時期はこういうものがたまにあったみたいです。

詐欺じゃ無くて、本当に盗品を持ってきて、いくらでもいいから買い取ってくれみたいな話がそこそこあったみたいです。

現在もかなり訳ありの商品など、盗んできた物を持って来る人もいるらしいのですが、実際は昔と違って身分証明書の提示を義務付けられているみたいなので、こういった詐欺が出来る事は減ったみたいです。

また、腕時計や宝石を持ち込んだ彼は、結構有名なプロの詐欺師で演技も凄かったそうです。

その時はまだ無名だったかもしれませんが、別ルートで聞いたのですが、知る人ぞ知るレジェンド的な有名な詐欺師らしいです。

その後も色々と詐欺事件を起こして何度も何度も逮捕されたという話を耳にしました。

レジェンドってかっこよく感じますけど、詐欺師とか、犯罪者にレジェンドって言われても全然嬉しくないですよね。

それぐらい有名な人みたいです。

この詐欺のやり方は、会話シーンの中では少し分かりにくかったかもしれませんが、結構ロジカルと言うか、まず綿密に下調べをしている知能犯です。

この質屋さん自体が盗品などを買い取ってくれるゆるい質屋だという事をまず情報として掴んでいます。

そんな昔でも怪しい物を買い取らない店は買い取らなかったみたいです。

そういう店を相手にこういう詐欺をやっても一切、成功しませんから。

さらには深夜に店舗を訪ねるので、オーナーが店の２階に住んでいる事もちゃんと分かっていたみたいです。

コピー品とすぐに見抜ける人が相手では通用しないので、鑑定出来る人がもうすでに帰っている状況、そして店が閉まっている深夜しかありません。

そして１番のポイントは、盗んできたと思わせるようにショーケースを割った時に出たガラスの破片を時計、宝石と一緒にたくさん入れておく事です。

また、手首らへんの血もおそらくは本当に自分で切っています。

見せかけの血じゃなかったと思うと社長は話していました。

よくよく後から考えれば、本当に盗みに入るなら手袋をはめていくだろうし、長袖とか、そういうので流血しないようにするのが普通なのですが、この一瞬かつ、迫真の演技で一切分からなかったそうです。

犯人が質屋をドンドンと叩いてから、お金を金庫から社長が出して去って行くまで、10分もかかっていないと話されていました。

なかなかの演技力、ガラスの破片を入れる事、手首あたりを切る事、すぐに逃げなければいけないという状況を作る事、これだけでコピー品を本物と偽って騙すのはかなりすごい詐欺師だと思います。

技量がすごいです。

もちろんこういった状況で購入しているので、警察に訴える事も出来ずに泣き寝入りしたという事です。

そんな詐欺にあったオーナーも現在は大金持ちで、悠々自適に暮らしております。

この時の経験は、良い勉強になったし、詐欺師の男が本当に凄かったと恨むどころか感服しており、みんなに自慢話みたいな感じで体験談を話しているみたいです。

多種多様な詐欺について

今回のこの人の不意をつくテクニック、この方法の正式名称はトリック詐欺と言います。

先程、説明しましたショーウインドウのガラス、手首の出血なども、もちろんポイントですが、基本的には迫真の演技で相手に虚をつくというところがミソです。

漫画『銀と金』で銀さんが話していた

人のスキをつけ……！
欲望が飽和点に達した時
人の注意力はもろくも飛散する……！
そこを撃て……！

漫画『銀と金』

と森田鉄雄に話していたのはこの事ですね。

でも基本的には詐欺ってそういうものなのです。

オレオレ詐欺もそうです。

お父さんやお母さんが息子と確認も取れてないのに息子と勝手に思うわけです。

フィッシング詐欺などでは、楽天やアマゾン、銀行のサイトと間違えて、クレジット番号を入力したりするわけです。

URLなどを確認したら、本当はすぐに偽サイトと分かります。

でもみんな虚をつかれているから騙されるのです。

僕がなぜ会話シーンを作ってまでこの詐欺を紹介したかったのは、その部分を皆さんに伝えたかったからです。

詐欺占い師、霊媒師などは霊が憑いていると言って、パワーストーンを売ったり、結界を張ると言ったり、除霊出来る、祈祷出来るなどとあなたに虚をついてきます。

霊の存在を相談者は確認が出来ていないのに何かを買ったり大金を支払ったりするわけです。

要するに先ほどの腕時計や宝石のパターンとは少しだけは違いますが、あなたの心の隙間に入り込んでお金を得ようとしている部分は全く同じです。

というわけで、詐欺には本当に気をつけて下さい。

変なものにお金を支払うのはやめましょう。

色んな種類の詐欺や手法をこのサイトで紹介していきたくて、この会話シーンを作りました。

やはり占い師をやっていると、たくさんの社長や経営者がありとあらゆる方法でお金取られていくのです。

それを聞いたり、調べたりしているうちに非常に詳しくなってしまいました。

立派な経営者、日本を代表する企業の社長、会長クラスでも騙されています。

Ｍ資金融資詐欺被害者とかで検索してもらえれば、かなり大物の皆さん、聞いた事ある会社、大企業の人が引っかかってると思います。

そうならないためにも、いろんなパターンを知っておく事で、未然に防止するのが１番の方法だと考えます。

まとめ

では今回のおさらいです。

人は虚をつかれた時に簡単に騙される。

トリック詐欺とかがそうでした。

ショーウインドウのガラス、手首の傷、そういう状況で虚をつかれました。

どんな人間であっても詐欺に遭うリスクはある。

大会社の社長、有名人、経営者、様々な人が今まで詐欺に引っかかってきています。

あなただけ大丈夫、という確証は一切ありません。

騙されるのを防ぐには先に知っておく事が重要です。

そもそもオレオレ詐欺は、あれだけテレビで言われてたりするのに未だに引っかかる人がいるので、本当に注意しておかないといつ自分の身にどんな詐欺が降りかかるか分かりません。

ということで、皆さんも多種多様な詐欺に引っかからないように注意しましょう。

時代が進化するにつれ、どんどん新しい手法や方法が出来ています。

少し前なら仮想通貨とかです。

そういう詐欺も流行りました。

ですので、最新の情報をいっぱい取り入れて情弱にならないようにしないといけません。

今回は詐欺の手法のひとつトリック詐欺について解説してみました。